WHOは1948年4月7日に第一回総会が開催され、設立されましたが、そのことを記念し、1950年以来、毎年4月7日が世界保健デーとして定められました。世界保健デーのテーマは毎年変わり、その時点において世界的に重要であり課題性のある健康に関する事項に焦点を当てて、関心を高め対策行動への契機とするために設定されます。
2010年は、進行する都市化と健康を考えるというテーマにより、世界人口の半分以上が住むようになった都市での健康課題、とりわけ健康格差の課題や禁煙都市化などについて、世界各国の都市を巻き込んだキャンペーンや神戸でのグローバルフォーラムなどが行われました。それらを中心的にコーディネートしたのはWKC(都市の健康課題に関する研究を担当しているWHO健康開発総合研究センター、略称WHO神戸センター)です。当協会では、2010年9月開催フォーラム「WHOと日本」において、JクマレサンWKC所長(当時)をお招きし、このテーマに関する講演を頂きました。
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2011年は、抗菌剤の乱用を防止し適切な使用が守られるようにしておかないと、次の世代の人類が薬の効かない伝染病などで重大な危険にさらされることになるという危機感から、「薬剤耐性の脅威 今動かなければ明日は手遅れに」がテーマとなりました。当協会でも、機関誌「目で見るWHO」第47号で、この薬剤耐性問題について、WHO本部結核対策部で活動中の小野崎郁史氏、樫野亘氏に「多剤耐性結核の制圧のために」と題して寄稿頂きました。
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2012年は、全世界的に人口の急速な高齢化が進展していることを背景に、高齢化と健康がテーマとなりました。