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WHOの組織について

WHOの組織について

私共へのお問い合わせで多いのは、「WHO日本支部はどこにありますか?」というご質問です。
「貴方がイメージされている支部のようなものはありません」とお答えしています。

WHOは国連の専門機関です。その組織は、スイスのジュネーブに本部があり、世界を6地域に分けて地域事務局を置いています。地域事務局がWHOとしての活動を行う上で特に必要とされる所には開発途上国を中心に国事務所が置かれていますが、日本には国事務所はありません。日本は西太平洋地域に属し、管轄する地域事務局(WHO西太平洋地域事務局:WPRO)はフィリピンのマニラにあります。

また、これと別に本部に直結する組織として2研究所があります。フランスのリヨンにある癌の研究所と日本の神戸にある研究所です。阪神淡路大地震のあと1996年に設置された神戸の研究所は「WHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター:WKC)」といい、健康の社会的決定要因、都市環境や開発など都市化と健康の問題に着目した研究を行っています。
更に、WHOの活動の中では、データ収集や研究について様々な分野の専門研究機関と共同して活動していますが、これらはWHOコラボレイティングセンターと呼ばれ、世界では800以上、日本国内で30の研究所や大学研究室が登録され活動しています。

日本国内の保健医療その他の行政に当たるのは、厚生労働省や関係省庁あるいは地方自治体等であって、国際機関としてのWHOが直接的にこれに関与することはありません。
WHOの活動方針等は加盟各国政府代表によるWHO 総会で決定され運営されており、一方WHOがその活動の中で示す健康に関する様々な基準や指針は、各国の政府を通じてその実情にあわせて政策に反映され、行政機関により実行されていく形となっています。
WHOと日本政府との間を結び対応する窓口は、厚生労働省大臣官房国際課となっています。

WHOの発表している指針等についての質問も多く寄せられます。
WHOの活動や成果については、その多岐広範にわたる内容が詳しくWHOのホーム頁で公開されていますし、(残念ながら使用されている6カ国語のWHO公用語の中に日本語はありませんが)、サイト内の検索機能も充実していますので、先ずはウェブ上で調査されることをお勧めいたします。